徐々に北上している『タテハモドキ』

タテハモドキ
草
レア度  
すばしっこい度 
危険度  
飼いたい度  

タテハモドキ(Junonia almana)

学名 Junonia almana
種類 タテハチョウ科
分布地域 本州・四国・九州・沖縄
活動時期 5~12月
エサ 花の蜜など
大きさ 50ミリぐらい

開いた翅の模様がキレイで目を引く『タテハモドキ

南から徐々に北上しているので、南方系のタテハチョウ科の蝶です。

クジャクチョウまでの派手さはないですけど、それっぽさがあってとても見ごたえのある蝶ですよ。

タテハモドキに毒や害はあるのか

指にとまってくれたタテハモドキ

毒はないです。

タテハモドキの幼虫は、オギノツメやスズメノトウガラシを食べるのですが、イワダレソウの葉も食べるので、育てている人にとっては真っ黒のトゲトゲの幼虫に葉を食べられてしまう可能性があります。

基本的には、オギノツメを食べているイメージが強いので、場所によっては大量にいたりするので、もしイワダレソウに来てしまったら、ツマグロヒョウモンの幼虫のように丸坊主もあり得ます。

オレンジの筋に赤黒カラーのトゲの毛虫がパンジーを…それは『ツマグロヒョウモンの幼虫』です!!
パンジーやスミレなどの葉っぱ食べてしまう、園芸を楽しむ人にとっては大敵となるがツマグロヒョウモンの幼虫。 ちょっとしたパンジーのプランター植えから、庭先に植え花の苗、楽しみにしていたスミレがいつの間にか赤黒の固そうなトゲトゲの毛虫にやられていたらそれは、ツマグロヒョウモンの幼虫が犯人です!

タテハモドキは翅を開いてとまる

タテハモドキ

タテハチョウ科にしては珍しく、翅を開いた状態でとまって休みます。

おかげで、写真を撮りやすいですし、観察したり観賞しやすいんです。
なんて、親切な蝶なんでしょう~

翅を開いてくれていると、キレイな目玉模様を存分に楽しませてもらえます。

私たちにとってはありがたい習性ですね。

タテハモドキの情報

タテハモドキの分布

定着しているのは、九州までですが徐々に北上中です。

実際に、静岡県辺りまでは迷蝶として見かけられることが増えてきているので、そのまま定着していく範囲が広がっていく可能性がかなり高いです。

国外では、台湾、中国南部、インド、ボルネオ、、東南アジアなどで広くに分布しています。

タテハモドキの特徴

翅の色は、タテハチョウ科らしいオレンジ系がベースとなっています。

翅を開いた時には、宇宙の写真のような目玉模様がキレイです。

タテハモドキ

翅の形と閉じた時の模様は、夏型と秋型で変わります。

特に模様に関しては、夏型には閉じた状態でも目玉模様がありますが、秋型は枯れ葉のような模様だけ目玉模様はないです。

翅の形は、夏型は角が滑らかなのですが、秋型は角尖っていってシャープな感じです。

タテハモドキの住処

草原を中心に生活しています。

オギノツメが生える湿地性の場所に卵を産みにくるので、出会いやすいかもしれないです。

タテハモドキの生態

タテハモドキ

タテハモドキは、成虫のまま冬を越します

なので、秋型のタテハモドキは、翅を閉じた時に目玉模様はなくなって枯れ葉のような姿になります。

翅の形も、シャープな方がより枯れ葉のようなになる意味があるのだと思います。

タテハモドキ

越冬した成虫は、春になって暖かくなると産卵を始めます。

オギノツメ、スズメノトウガラシ、イワダレソウなどに産卵して、地域による差はありますが5~12月の間に3~5回成虫になって発生します。

もともとは、九州にもいなかった蝶ですが、鹿児島と宮崎に迷蝶とて風に運ばれるなどして迷いこんでいたのが定着してから、現在では九州北部辺りまで定着していきています。

なので、いまでは迷蝶として静岡県辺りでも確認されるほどまでになっているので、今後はまだまだ定着していく地域が広がっていく可能性がかなり強い蝶ですね。

いまはまだ、迷ってきただけでしか見れなかったはずのタテハモドキが皆さんの地域で普通に楽しめるかもしれません。

チョウ
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イシガケチョウはステンドグラスのようにキレイだった!!

動きは早いし、あまり街中ではお目にかかれないイシガケチョウ。
幼虫から育ててみたら、なんともステンドグラスのようにキレイな蝶でした!!

翅の形も特徴的でとても素敵な蝶ですよ。

よく見かける黒と白のスジ模様のチョウ『コミスジ』
翅を広げた時に白と黒のシマ模様のチョウと言えば『コミスジ』。 よく翅を広げていることが多いので、この模様が見かけることがあると思います。
オレンジの筋に赤黒カラーのトゲの毛虫がパンジーを…それは『ツマグロヒョウモンの幼虫』です!!
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