フェルト生地のような灰色の大きな蛾『シモフリスズメ』

シモフリスズメ
草
レア度  
すばしっこい度 
危険度  
飼いたい度  

シモフリスズメ(Psilogramma incretum)

学名 Psilogramma incretum
種類 スズメガ科 スズメガ亜科
分布地域 本州・四国・九州・沖縄
活動時期 5~9月
エサ 花の蜜や樹液など
大きさ 110~130ミリぐらい

グレーのフェルト生地のような、動物の毛のような翅をしている大きな体の『シモフリスズメ

昼間はじっとしていることが多いので、見方によってはちょっとしたぬいぐるみのように見える可愛らしい蛾です♪

漢字で書くと「霜降雀」なのですが、残念ながら脂にサシの入った美味しいスズメ!!というわけではなくて、ベランダなどにも飛んでくる身近なインパクトのある蛾です。

シモフリスズメに毒や害はあるか

シモフリスズメに毒や害はあるのか

毒はないので安心してください。

ただ、大きくて以外と鱗粉が落ちやすいので、アレルギー体質の人は注意してください。
干している洗濯物について暴れると、鱗粉だらけになることもあります。

害になるという意味では、幼虫の時にイボタノキ、オリーブ、キンモクセイ、ネズミモチ、ヒイラギ、トネリコなどのモクセイ科の植物や、クサギ、ノウゼンカズラ、キリ、サカキ、ナスなどの庭木や野菜などの葉を食べてしまうことです。

シモフリスズメはスズメガの種類の中でも大きいので、幼虫も大きくなるので結構な食害に遭う事があります。

手に乗せる時は要注意!!

シモフリスズメのトゲ

これだけ大きい蛾だと、手に乗せたくなるのは私だけではないはずです!!

特に昼間はとても大人ので手乗りチャンスなのですが、脚にトゲのような凶器をもっているので注意が必要です。

凶器と勝手に言っているだけで、実際にはじっとしている時に体をしっかりと固定するためのもの突起なのですが、手に乗せると体を固定しようとしてそのトゲを刺してくるので結構痛いんです…

シモフリスズメのトゲは痛いが可愛い

覚悟の上ならいいんですけど、小さな子供さんが興味本位で手に乗せて遊んでいる時には注意してください

しがみついてくる感じがとても可愛いので、痛いのを前提で乗せてみるのもありですよ♪

シモフリスズメの情報

シモフリスズメの分布

日本全国に分布しているメジャーなスズメガの種類になります。

国外では、中国や朝鮮半島などにも分布しています。

シモフリスズメの特徴

シモフリスズメの特徴

縦長でスマートな体型に、名前の通りの霜降模様が最大の特徴となっています。

全体的に灰色のグレーベースに白っぽく霜降状になっていて、黒い縦のライン模様が細くほぼ左右対称になるように入っています。

黒いライン模様は、胸部と翅の付け根の境から眼にむかってグルっと一周するような形になっています。

シモフリスズメは、そっくりなオオシモフリスズメやエゾシモフリスズメがいますけど、黒い縦ラインの太さや横から見た時に黒いラインが複眼にまで伸びているかなどが見分けるポイントになります。

シモフリスズメをよく見る場所

昼間はじっとしていることが多いので、家の壁やベランダなどにいたりします。

木の幹にいることもあります。

少し涼しい影になる所で休んでいることが多いです。

夜は活発に動き回るので、外灯やコンビニに灯りにつられて飛び回っていることもあります。

シモフリスズメの生態

シモフリスズメの生態

5~9月の初夏から真夏にかけて発生するスズメガの種類の蛾です。

スズメガの種類の中でもトップクラスに入る、見ごたえも存在感も大きいです。

幼虫は地域差がありますけど、6~11月頃までの年に多くて2回発生します。

秋口頃の幼虫は、土の浅いところに潜って蛹になって冬を越します。

成虫になると、花の蜜や樹液、水などを飲んで生活しています。

発生する期間が短い方なので、以外と出会わない時は全然出会えなかったり、たくさん出会えて洗濯物についていたりすることもあります。

シモフリスズメを観察

幼虫は庭木などに影響がでるので、嫌われることが多いですが成虫はフェルト生地のようでぬいぐるみのような可愛らしさがあるので、出会った時は是非じっくりと観察してみてください。

昼間は特にじっとしているので、ゆっくりと観察できますので♪