脚に細かいトゲだらけの蜘蛛『ササグモ』

ササグモ
草
レア度  
すばしっこい度 
危険度  
飼いたい度  

ササグモ (Oxyopes sertatus)

ササグモ
学名 Oxyopes sertatus
種類 ササグモ科
分布地域 北海道・本州・四国・九州・沖縄
活動時期 5~8月
エサ 小さな昆虫
大きさ オス7~9ミリ メス8~11ミリ

漢字だと『笹蜘蛛』なのですが、名前の通り笹の葉でよく見つけられたことからこの名前になったようです。笹の葉に似ているわけではないです。

とは言っても、庭やガーデニング、畑などかなり身近にたくさんいるのでよく出会う蜘蛛です。

脚の全体的にトゲトゲした毛が生えているので、なんだか毛虫のイメージで危ない感じがしますよね。

トゲトゲしある意味毛深いので、あまり好かれるタイプではないかも…

ササグモは毒や害はあるのか

毒はないです。
毛虫のような毛がありますけど、毛にも毒はないです。

害になることもまずないクモです。
畑や花壇にもよくいるので、小さな虫を食べてくれる益虫(えきちゅう)なのでそっとしておくのが一番です。

ササグモの顔は上から見るとオモチャみたい

ハエトリグモのように目がパッチリではないのですが、このササグモは特有の表情を楽しむことができます。

ササグモの表情

正面からではないですけど、このササグモは真上からよく見ると、ちょっとカエルのような表情に見えませんか??

なんだかオモチャの目にありそうな感じもありますけど、見る角度でこうした表情も楽しめるんですよね。

ササグモの情報

ササグモの情報

ササグモの分布

日本全国にいるので探せば見つけられます。
適応性が強いんでしょうね。
いる所にはたくさんいます。

ササグモの特徴

脚に生えている黒いトゲトゲした毛が一番の特徴。
いかにも強そうだけど、そんな事はなく牙も短いし攻撃的でもない。

色は、薄い黄緑色をベースに褐色系の模様
でも、個体差があるので、茶色っぽい色がベースになっていたり、模様が極端に薄かったり細かったり個体差がある意味楽しいですよ。

オスは腹部が細くて、大きい黒い牙があるように見えますが触肢と呼ばれる器官で、繁殖のために使うのでそれで噛みついてくることはないので安心してください。

ササグモのオス

動きが速くて、ジャンプがもの凄く得意
気配を感じると瞬時に葉っぱの裏に隠れてしまいます。

ササグモの住処

ササグモの住処

名前の通り、笹の葉によくいるのかというとそうでもなくて、草の上など日当たりの良い場所の方が好き

草むらや花壇にもいたり、にいたりと見かける時には2~3メートルぐらいの範囲に20~30匹いることも。

ササグモの生態

ササグモの生態

ハエトリグモの種類ではないけど、糸で網を作らないで草の上を動き回って獲物を探している。
ジャンプが非常に得意なので、獲物を見つけたら飛び掛かって器用に捕らえます。

まさに、THE狩猟型(徘徊性)ですね。
動きはかなり俊敏です。

エサになるのは、草むらにいる小さな昆虫たちです。
バッタの幼体や、チョウやガ、その幼虫たちもターゲットになります。

ササグモの餌

時には自分の体より大きくても捕まえてしまうんです。

逆に自分の体よりも、凄く小さいものまで幅広く捕獲しています。

ササグモの抜け殻

ササグモは抜け殻もやっぱり脚のトゲトゲがはっきりしているので、すぐに「あっササグモの抜け殻だ!」って感じですぐにわかります。

写真の抜け殻は、触肢が大きいのでオスの抜け殻になります。

ササグモの幼体

面白いのが、まだ小さい幼体の時にもやっぱり脚のトゲトゲがしっかりとしています。
まだ小さい時は、蜘蛛の種類を判別しにくいですけど、ササグモもこの特徴のおかげですぐに分かるんです。

パッと見は色も模様も違うので、肉眼でもよーーーく見るとトゲトゲしているのが分かると思います。

ササグモの少し大きくなった幼虫

もう少し成長すると、もっとササグモらしさがでてきます。

トゲトゲもですけど、目の位置も独特なので小さながならにしっかりとしたササグモになります。

蜘蛛としては身近な種類でたくさんいるんですけど活動時期が凄く短いので、ちょっと時期を外してしまうと出会うことができなかったりします。

時期の逃さずに、今回載せた写真のように個体差のカラーバリエーションや模様のちょっとした違いを楽しんでみてください。