小さなカニのような蜘蛛『アズマカニグモ』

アズマカニグモ
草
レア度  
すばしっこい度 
危険度  
飼いたい度  

アズマカニグモ(Xysticus insulicola)

学名 Xysticus insulicola
種類 カニグモ科
分布地域 北海道・本州・四国・九州
活動時期 4~6月
エサ 小さな虫
大きさ オス5~7ミリ メス6~8ミリぐらい

色合いが地味なので、よく磯にいる小さなカニそっくりなのが『アズマカニグモ』です。

動きというかポーズというか、あまり蜘蛛っぽくないので海から遊んで帰ってきたあとだと「あれ??カニを連れてきちゃったかな…」と思う小さなカニ似のクモです。

同じカニグモの仲間でも、花の上でカニのポーズをしているハナグモのような色合いもない、いたって地味な感じですからね。

花の上でカニのポーズの蜘蛛といえば『ハナグモ』

花の上で腕(前脚)を広げている蜘蛛の代表選手といえば『ハナグモ』です。花の色にもよりますけど、ちょこんと緑色の蜘蛛のコントラストが絶妙なんですよね。

自分も今回の写真になっているように、アズマカニグモが家の中に入ってきていたのですが、メガネなしで見えた時に「なんか変わった虫がきたぁ♪」と一瞬だけ蜘蛛とは分からなかったぐらいです。

アズマカニグモは毒や害はあるのか

見た目はカニっぽいだけでなく、ある意味では異常に大きなダニにすら見えますけど、刺したり咬んだりしてくる虫ではないです。

もちろん、毒もありません。

むしろ、益虫となる蜘蛛なので、心配する相手ではないですよ。

顔も地味なアズマカニグモ

色も動きも地味ですけど、顔も結構あっさりとした感じです。

どちらかと言うと表情が分かりにくいタイプですね…

アズマカニグモの顔

目がちっちゃい!!

でも、それがカワイイところですね♪

ちょっとロボットっぽい感じもしませんか??

赤くしたらなんかあの2号機みたいな…

アズマカニグモの情報

アズマカニグモの分布

沖縄以外に分布しているので、暑い環境は嫌うようです。

アズマカニグモの特徴

アズマカニグモの特徴

色のベースは、メスは茶色系です。

オスは、もっと濃い色の茶色系。

そして、お腹(腹部)に横線が2本入っています。

写真は、メスなので全体的に薄い感じですよね。

でもメスの方が、カニっぽく感じます。

アズマカニグモのメス

そして、カニグモ科の特徴として、前脚(第1、第2脚)をカニのポーズのように広げています。

このスタイルが、カニグモの由来であり、カニや異常に大きなダニのような雰囲気を醸しているところですね。

アズマカニグモの住処

アズマカニグモは、草むらによくいます。

家の庭などにもよくいる種類です。

今回写真を撮った時には、家の中に入ってきていました。

なので、結構身近な種類です。

ただ、色あいの関係であまり目に付かないかも…

アズマカニグモの生態

アズマカニグモの生態

網を張らずに、前脚を広げてカニのポーズで獲物を待ち構えて捕獲しています。

アズマカニグモは、「ヤミイロカニグモ」と外見だけでは区別が困難です。

違いは、メスの交接器の形で見分けないと不可能なレベル。

ちなみに、今回は交接器を写真に撮ってないです…

カニグモの種類は飼ってもカワイイ種類なので、エサになる小さい虫を集めてくればOK。

アリも食べますから、エサを備えやすいですよ。

とは言っても、活動期間が春から夏前までと短いので一時の楽しみとなりますが…