アシナガクモ(Tetragnatha praedonia)
【種類】 アシナガクモ科
【分布地域】 北海道・本州・四国・九州・沖縄
【活動時期】 5~10月
【エサ】 小さな虫
【大きさ】 オス9~12ミリ メス12~14ミリぐらい
脚が長くてゆっくりとした感じの細長いクモが、『アシナガクモ』です。
せわしない動きはしないのんびり屋さんな感じなんですよねぇ~
色が地味なので、あまり目に付かないかもしれないですけど個性的なクモです。
アシナガクモは毒や害はあるのか
毒も害もないので問題ないクモです。
まず噛まれることはそうそうないですけど、見た目の割りに牙が大きいので噛まれると痛いと思います…
アシナガクモの表情
そんなアシナガクモの表情はこんな感じです。
以外とカワイイですよね。
ハエトリグモのように、目がクリクリしてませんけど、ちょっとのんびり屋さんの雰囲気がでている顔ですね。
目は8つ全て同じ大きさで、上下2列になっています。
こうして見ると、ちょっとヤシガニっぽい感じもありますかねぇ…
アシナガクモの情報
アシナガクモの分布
日本全国に分布しているので、かなりメジャーな種類に入ります。
でも、あまり目立つタイプではないので、知らないという人も多いのでは…
特徴
アシダカグモは、アシダカグモ科の代表的な存在になるので、名前の通り脚が長いです。
体(腹部)も細長いです。ついでに、上顎も長いです。
色は、茶色をベースに灰色系よりも白にちかい色の模様があります。
模様は、グチャグチャではなくて、ほぼ左右対称の規則性のある模様です。
しかし、模様には個体差もあるので、他のアシナガグモと区別がつきにくいところがあります。
動きはのんびりとしていますけど、前脚(第2脚まで)をピンっと前に伸ばしてじっとする事で、小枝のように擬態しているためもあります。色も動きも小枝になりきるのが最大の特徴ですね。
アシナガクモの住処
主に、水辺が近い所が好きです。
用水路や排水溝の間に網を張っていることが多いです。
なので、田んぼにとっては害虫を食べてくれる立派な益虫です。
でも、家の庭などにも住んでいることがあります。
アシナガクモの生態
擬態が得意なのに、網は張ります。
網は、横向き(水平)に円形の網は夕方から作り始めて、夜に獲物を獲らえる夜型です。
つまり、明るい時間帯は擬態して過ごして、暗くなり始めたらお食事タイムという具合に生活しているわけです。
『尾長蜘蛛』という名前だけあって、体(腹部)がとても長いです。
はっきり言って違う昆虫に見えます!!一番そっくりなのが、「ナナフシ」です。
まあ、ナナフシにしては明らかに小さいですし、動きも全然違いますけどね。
でも、初めて見たら、「あっ!ちっちゃいナナフシだ!!」と思う人がいてもおかしくないかも。
『尾長蜘蛛』という名前だけあって、体(腹部)がとても長いです。
はっきり言って違う昆虫に見えます!!一番そっくりなのが、「ナナフシ」です。
まあ、ナナフシにしては明らかに小さいですし、動きも全然違いますけどね。
でも、初めて見たら、「あっ!ちっちゃいナナフシだ!!」と思う人がいてもおかしくないかも。