黄色の小さな毒のある蛾??『ゴマフリドクガ』

ゴマフリドクガ
草
レア度  
すばしっこい度 
危険度  
飼いたい度  

ゴマフリドクガ(Somena pulverea)

学名 Somena pulverea
種類 ドクガ科
分布地域 本州・四国・九州・沖縄
活動時期 5~8月
エサ 食べない
大きさ 20~32ミリぐらい

小さな蛾ですが、毒をもっていると言われているのが『ゴマフリドクガ

幼虫の時に毒があってそれを成虫になっても持っていると言われている、要注意の毒蛾とされているます。

と言われているのですが…

危険なのは毛虫だけじゃない!!『チャドクガ』
チャドクガは、幼虫の時に椿(つばき)に集団で付いているウジャウジャしている毛虫!!と言えばピンとくる人も多いかもしれないでね。

ゴマフリドクガの毒に要注意!!

ゴマフリドクガに毒はある??

ゴマフリドクガは、幼虫の時にもっている毒針毛を腹部などに付けているので、毒があります。

実際には、毒のある毛が生えているのではなくて、幼虫の時の毒針毛を羽化した時にお腹にくっ付けてくるとされているのでどの程度の毒となる毒針毛をもっているのかは定かではないです。

という事で、実際にメスのゴマフリドクガの翅や頭部のトゲトゲや、危ないと言われている腹部などをしかっりと手の甲に付けてから、さらに指でこすって実験してみました。

私は、チャドクガの幼虫に刺され過ぎてアレルギー反応が起こりやすい前提です。

しかし、痒くなること全くなく炎症が起きることもありませんでした。

とはいっても反応に個人差がある可能性があるので気を付けてください。

もし、毒針毛にやられてしまうと、チャドクガの幼虫の時のように痒みがひどいタイプで、寝れないほど痒くなったり、ひどい時には発熱を起こす場合があります。

目に入ってしまうと失明の危険もでてくることもあるので、不用意に近づいたり触らない方が絶対にいいです!!

ツバキにウジャウジャ集合している刺されると凄く危険な毛虫『チャドクガの幼虫』
刺されると危険な毛虫の代表が『チャドクガの幼虫』です!!よく集合でウジャウジャと密集しているのを見ませんか??このチャドクガの幼虫が、何がどう危険なのか、どう対処するすればいいのか絶対に知っておいた方がいいです!!...

フサフサというよりもトゲトゲ

ゴマフリドクガはトゲトゲしている

顔や脚の辺りに毛が生えていますけど、逆毛のようにツンツンしているようなトゲトゲしているような毛がたくさん生えています。

見た感じはそれがカワイイんですけど、「毒があるんですよぉ~」といったアピールなのかもしれないです。

キレイな花にはトゲがある…
カワイイ蛾だけど毒がある…

といったところでしょうかね。

ゴマフリドクガの情報

ゴマフリドクガの情報

ゴマフリドクガの分布

本州から沖縄までに広く分布しています。

八重山諸島の離島にまで、分布しているのはチャドクガとは違うところです。

ちなみに沖縄には、タイワンキドクガというゴマフリドクガにそっくりな毒蛾もいます。

ゴマフリドクガの特徴

ゴマフリドクガの特徴

ゴマフリドクガの翅は黄色系をベースとした色をしています。

模様は、赤茶色の小さな粒々した斑紋がたくさんあるのですが、これがゴマを振りかけたような柄なのでゴマフリという名前が付いています。

でも、その細かいゴマ模様の濃さは個体差があるので極端に薄い場合もあります。

翅の模様のは、オスとメスでは随分と違いがあります。

黄色がメスで茶色がオスになります。

オスは、醤油をこぼしたように濃い茶色が広がっていて、その中にゴマ模様が入っています。

チャドクガとの違いでもう一つが、翅の先にはっきりした黒い丸ポチの斑紋が2つあるのですがゴマフリドクガにはないです。

ゴマフリドクガの住処

森や林などによくいます。

でも、公園や庭木に卵を産みにくるので家の壁などで休んでいることもよくありますので、凄く身近にいることが多いです。

ゴマフリドクガの生態

ゴマフリドクガの生態

ゴマフリドクガの幼虫は、やはり毒針毛がある危険な毛虫なのですが、チャドクガと違って集団でいることはあまりないです。

なので、成虫の蛾もチャドクガと比較すると数的にそこまで多くないです。

しかも、活動時期が5~8月なので幼虫も成虫も活動している時期が短いので、遭遇する確率はそこまで高くないかもしれないです。

なので、チャドクガほど危険度は高くないのですが、刺されてしまうとかなり辛い思いをすることになるので注意が必要なのは間違いないです。

幼虫は、バラ科、ツバキ科、マメ科などを食べるので、チャドクガのようにツバキやサザンカといった限定されているものではないので、気を付ける必要があります。

成虫した幼虫は、葉っぱに繭を作って冬を越します。

そして、春に羽化して出てきて卵を産むパターンで生活しているので、年に2回発生します。

よっぽど好きであれば、刺されると危険ですけどリスクを気にしなければ幼虫から成虫まで飼育することもできます。

まずは、それよりも小さな子供さんがいる場合には一応ご注意ください。