小さいけど虹色に光っている『アカガネサルハムシ』

アカガネサルハムシの生態
草
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アカガネサルハムシ(Acrothinium gaschkevitchii)

アカガネサルハムシ
学名 Acrothinium gaschkevitchii
種類 ハムシ科 サルハムシ亜科
分布地域 北海道・本州・四国・九州・沖縄
活動時期 5~8月
エサ ブドウ、エビヅル、トサミズキ、ハッカなど
大きさ 8ミリぐらい

タマムシ色のような虹色の輝きのある『アカガネサルハムシ

小さいので目につきにくいですけど、光の三原色のような色に金属のような光沢のあるハムシです。

タマムシの縮小版のような色と輝きがあるのでとてもキレイなハムシです。

ハムシの中ではトップクラスのキレイさです!!

アカガネサルハムシ毒や害はあるのか

アカガネサルハムシに毒や害はあるのか

毒に関しては全くないです。

変なカブレる汁を出すわけでもないです。

ただ害に関しては、問題があってエサとなるものの中にブドウの葉の特に新芽が好きです。

なので、ブドウ農家や家で育てている人にとっては害虫としてみられています。

しかも、幼虫は地中で根を食べる習性まであるので、タマムシとは違ってキレイだけど害がある扱いというわけです。

特に、デラウェアの品種が好きなようです。

ノブドウやエビヅルなどの野草の葉や根を食べていることが多いので、絶対的な害虫となる悪者では決してないです。

とにかく色が凄くキレイ

アカガネサルハムシは凄くキレイ

実物のアカガネサルハムシは体が小さいので、凄くキレイなのにも関わらずあまり目に入ってこないのが残念ですね。

タマムシと同じような色なのに、タマムシに比べて1/3~1/5ほどのサイズで1センチもないので素通りしてしまう大きさですよね。

実際に手に乗せてじっくりと見ればそのキレイさ良くわかると思います。

できるだけ明るいところで見てみてください。

マッドな感じではなくて光沢のある艶っぽい色なので、光の辺り具合で全然輝きが変わりますので♪

アカガネサルハムシの情報

アカガネサルハムシの情報

アカガネサルハムシの分布

北海道から沖縄まで、全国的分布しているハムシです。

決して数が少ないわけでもないです。

ただ、アカガネサルハムジは地域変種が多いので、沖縄や九州の離島などでは亜種で、全体がグリーンメタリックだったり、全体がブルーメタリックだったりします。

国外では、台湾や中国にも分布してようです。

アカガネサルハムシの特徴

アカガネサルハムシの特徴

メタリックグリーン系がベースに、ワインレッド系のメタリックカラーの太いライン模様が入っているような色をしてます。

ワインレッド系のメタリックカラーの入り具合で、グラデーションぽくなっていると、ゴールド系だったりブルーメタリックだったりする色合いに見えます。

名前のアカガネは漢字で書くと赤胴になるのですが、まさに赤い銅のような光沢のあるライン模様となっています。

この赤胴模様は、個体差があって極端に細いものいれば、凄く太くて翅の大半を覆うような個体もいます。

この違いがあるのが、探してみる面白味がありますね。

ツルっとした質感に見えますけど、実際には凄く細かい凹凸がたくさんあってデコボコしています。

おそらくその凹凸によって乱反射することで、よりキレイに輝いているのかもしれないです。

アカガネサルハムシのオスとメス

体型はオスがスリムで産毛のような細かい毛が多くて、メスはずんぐりしていて毛が少なくて短いです。

とはいっても、体が小さいので毛が生えているのは普通に見ても分かるようなものではないですけど…

ただ、メスの方がより光沢がある感じに見えて光っているので凄くキレイです。

アカガネサルハムシの住処

アカガネサルハムシの生態

ブドウ、エビヅル、トサミズキ、ハッカなどの葉の上や裏で休んでいることが多いです。

もしくは、それらの近くの植物で休んでいたりします。

草原や畑、林の近くなど結構色々なところで見かけます。

アカガネサルハムシの生態

アカガネサルハムシ

成虫は、ブドウ、ノブドウ、エビヅルなどのブドウ科の植物の葉や、トサミズキ、ハッカなどの葉を食べて生活しています。

産卵は、樹皮の下か落ち葉にするようです。

そして幼虫は葉ではなく、成虫が食べていたブドウ科などの根っこを食べて育っていきます。

アカガネサルハムシは飼育できるか

アカガネサルハムシを飼育

ノブドウなど葉を準備できれば飼育できます。

ブドウ科の植物を苗で育てて、成虫のペアが手に入ればもしかしたら繁殖して、成虫→産卵→幼虫→成虫といった生態を楽しめるかもしれないです。

そこまでのデータがないので、基本的には成虫にエサをあげて観察することはできるので、もし見つけることができたら飼育してみてください。

成虫の状態で冬を越すとの情報もあるので、ほぼ1年飼育することもできるかもしれないですよ。